匂いのエロティシズム集英社新書
鈴木 隆 著
おすすめ度
★★★★☆
○人類が追い求めた媚薬、においとエロスとのかかわりなど
誰しも興味がそそられるテーマを、その期待を裏切ることなく
わかりやすく解説されています。
においに関して最初に本屋さんで買った本です。インターネットではなく、町の本屋さんです。
地元では結構大きな書店になるのですが、「 におい 」が題名に
載っているのは、これしかありませんでしいた。
媚薬、フェロモン、人類の性進化などエロスに焦点をあてて匂いを論じています。
専門用語などもでてきますが、文体はわかりやすく丁寧に解説され、
読みやすい本です。
エロスがらみの匂いに関するウンチクが満載です。
私は香水でムスクというのが麝香(ジャコウ)の香りだったって
はじめて知りました。
著者の鈴木 隆さんは高砂香料工業(株)に勤務されている
パフューマー(調香師)です。
この本の他にも、「匂いの身体論」(八坂書房)、「悪臭学人体論」などを
執筆されています。においに関する執筆は日本で一番多いのかもしれません。
(調べていません。)
とまあ、ここいら当たりまでは普通の書籍紹介です。
o(^-^)o カツのお気に入りポイント
(ツッコミはご遠慮ください。あくまでカツが夢想しているたわごとです)
■ 80ページのオスの孔雀が美しい羽を持つにいたった進化論の話。
メスが美しい羽を持ったオスの方を好んでつがってきたため、
(一部削除)生存にとって 無意味なほど大きくきれいな羽を持つに
いたった、と記述があります。
これって、オスの孔雀はメスにモテタイから
「羽よ、羽よ、きれいにおおきくなーーれ」と思っていたら
ほんとにきれいに大きくなった、、、ということにならないでしょうか?
何千年かかったかわかりませんが、、(無理がありますかね、この解釈)
進化論ってよくはわかりませんが、この方が強くなれる(強い子孫を残せる)とか、
環境によって体が変化していく(狼男みたいに、、、 ジョウダンです。すこしサムイか?)ことでしょう?
家訓で代々の子供に変身願望を教育し続ければ変身できるのかも 、、、
空を飛びたいとか、、1000代ぐらいあとの子孫で。
そこまでいかなくとも、成功法則セミナーなんかでやっている
目標を決めて、行動すればきっと実現する。 ってのも進化論と
共通する部分があったりして。
思いは肉体をも進化させる????
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