悪臭学 人体篇
　　　鈴木　隆　著

おすすめ度

　★★★★★

○におい雑学、パフューマー秘話、においのウンチク、テンコ盛り。

　においに興味がない人でも十分楽しめます。



かなり強烈な題名ですね。

しかし各章の表題はもっとすごい！！


第一章　おなら

第二章　ゲロ・ゲップ・口臭・頭・足

第三章　ワキガ

第四章　膣と精子

第五章　糞尿

第六章　死体


お食事中の方、すみませんでした。

わたしはこういうの、ハッキリ言って、、、　　好きです。



著者は現役のパフューマー（調香師）で”におい”の専門家です。

文化、人種、歴史、性、進化論など幅広い視点から”におい”に関して

記述しています。特に嫌われているにおいを徹底的に考察。

いろいろな実験結果や独自の理論などが展開され、悪臭好きも嫌いの

方も必読の書です。

巻末には50冊もの悪臭学参考文献を載せています。

読んでいても良くぞここまで調べたものだと感心します。　



「悪臭学」の中には、パフューマーであるがゆえの職場での実験、

失敗談などのエピソードが語られ笑わせられてしまった。

著者独特のユーモアセンスがにじみ出ており、面白い！！



特にびっくりなのが、膣内のにおいを再現したという。。。。。？？？

なんじゃ、、このひとは


このあたりの顛末はここで紹介するより、この本を読んだほうが

ダンゼン面白いでしょう。

　HOMEへ戻る　　　　　　このページのＴＯＰへ戻る