におい―秘密の誘惑者 ピート・フローン、アントン・ファン・アメロン・ヘン、ハンスフリース 共著 栩木
泰 翻訳
おすすめ度
★★★★☆
においに関する歴史、文化、科学、行動、嗅覚器の構造から心理学まで
をも幅広くカバーしています。
翻訳本にありがちな、わけのわからない日本語はまったくなく、すばらしい
翻訳です。
この一冊であなたも においのウンチクを語れるようになるでしょう。
おすすめできます。
o(^-^)o カツのお気に入りポイント
(ツッコミはご遠慮ください。あくまでカツが夢想しているたわごとです)
■ この本によると嗅覚器の研究者は世界でも200〜300人程度しか
いなそうです。この数字、一見すると多く感じられますが嗅覚器でも
いろいろなジャンル(例えばオリンピックのスキー種目がたくさんある
ように)があるでしょうから、突き詰めて勉強すれば第一人者になるのも
夢ではないかもしれません。
学者というよりビジネスとして面白そうですね。
本マグロをにおいで誘き寄せて一網打尽、、、なんてのはどうですか?
■女性の嗅能力はどんな境遇の男性よりもすぐれている。
女性のほうが、においを敏感に感じて、かつあるにおいを、いいにおいと
感じるか、いやなにおいと感じるかについて、はっきりしているそうです。
子供の頃は性別による差はないのですが、思春期に入り、エストロゲン
のような女性ホルモンが作られるようになると感受性が向上します。
したがってエストロゲンの濃度が高くなる排卵期付近は要注意!!
香水の移り香などつけて帰宅すると、自分ではにおわないつもりでも
奥さんは気付いています。
あなたがどこかで○○○○してきたことを、、、
この本は大変参考になります。
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